〇有事に備える
〇北朝鮮問題
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〇有事に備える
(つづき)
(3) 着上陸侵攻の場合
①特徴
●船舶により上陸する場合は、沿岸部
が当初の侵攻目標となりやすい。
●航空機による場合は、沿岸部に近い
空港が攻撃目標となりやすい。
●国民保護措置を実施すべき地域が広
範囲にわたるとともに、期間が比較
的長期に及ぶことも想定されます。
②留意点
●攻撃が予測された時点においてあらかじめ避難することも想定されます。
●避難が必要な地域が広範囲にわたり遠方への避難が必要となるとともに、
避難の期間が長期間にわたることも想定されます。
避難の経路や手段などについて行政機関からの指示に従い適切に避難しましょう。
(つづく)
参考
国民保護ポータルサイト
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〇北朝鮮問題
アメリカ・トランプ政権は北朝鮮に対する軍事行動について最終判断基準(レッドライン)が
「北朝鮮がICBMを実践配備したら」との見方がありましたが、
複数の専門家は、
「核弾頭をICBMに積める技術ができたら」
と見ているようです。
軍事アナリスト 小川和久氏 によると
「実戦配備に向けての今後の動きですが、次のように3段階を踏んで進むのではないかと考えるべきかと思います。
第1段階:米国東海岸を射程に収めるところまで性能を向上させ、核弾頭の小型化に成功するが、まだICBMには搭載しない。
早ければ2017年中。
第2段階:液体燃料型。ホットローンチ方式。現在保有している少数の移動式発射装置を使用。小型化された核弾頭を搭載。
早ければ2018年前半くらい。
第3段階:固体燃料型。コールドローンチ方式。国産化した移動式発射装置で多数展開。これによって本格的な実戦配備を実現。
早ければ2018年中。
『NEWSを疑え!』
著者/小川和久(軍事アナリスト)
何段階目がレッドラインかは分かりませんが、注意が必要と考えます。
そんな中、
北朝鮮がグアム沖に4発ミサイルを発射する計画を表明しました。